life in footwear and fashion
グレアム・コクソンが自身のファッションについてTelegraphに話した
●モッズの影響
-「モッズになったのは12の時かな、ブローグ(穴飾りのついた短靴)のことばかり考えてたよ。ジャムや2トーンに影響を受けてさ。スリムなスクールズボンを探しだして、ブレザーは2つボタンから3つボタンに変えたんだ。私服の日に望んでる服を着たらモッズ、スキンヘッドとカジュアルの間で戦いになるだろうね。だから僕らモッズは休憩時間になると安全な場所に行くんだ。僕らはたったの6人だったからね。デーモンと初めて学校で会った時に言われたのは自分のブローグの方が立派だということだったんだ。彼のソールはレザーで僕のラバーだったからね
●クラシック・シティ・ブーツ
-「酒をやめた2000年代からはシューズ・スパイラルだよ。一番高い靴は殆ど履かなかった。Crocket & Jonesのクラシック・ブーツで300ポンドするんだ。紳士靴としては高いよね」
●バンズ・トレーナー
-「たくさん持ってるけど履いてないから馬鹿馬鹿しいよね。ただ靴を置いとくのは気がかりだし悲しくなるんだ。以前はパブに長居する時は着飾ることにしてたんだ。パブに行くのはロマンチックだと思うんだよね。最近はバンズをよく履いてるよ」
●メガネ
-「映画は音楽よりも僕の靴や洋服コレクションのインスパイアだね。ジョン・ライドン、ビートルズ、テディ・ボーイのファッションからの影響もあるよ。でもそれよりも上手い着こなしの1920年~30年代の映画から影響を受けてるんだ。僕はハリー・パルマー(映画『国際諜報局』でマイケル・ケインが演じた)に夢中なんだ。パーマーは格好を気にかけててさ。いつもナイスなスーツ、シャツ、アクスアームタムのレインコート着てるんだ。そしてメガネもね。僕のスタイルはそのへんからきたってわけ」
●プラスフォーズ
-「紳士(上流階級)なファッションも好きだよ。イーヴリン・ウォーの小説(ブライヅヘッドふたたび)、「ゴスフォード・パーク」(映画)...そこからカントリースタイルにハマったんだ。いつも「ダウンタウン修道院」(ドラマ)でグランサムが見に着けているものを気にかけてるよ。『ヘリオット先生奮戦記』のジェームズ・ヘリオットが着てるようなジャケットやツイードを愛しているんだ。僕が持ってるプラストゥーズ、プラスフォーズと高価なスーツはHolland & Hollandのものだよ。実はアレックスに連れられて買いに行ったんだ。彼は農場用か何かのためのコートを探してたんじゃないかな」
●パーカーとリーボック
-「イギリスは最高のデザイナーがいるし、サポートしたいからイギリスの服を買ってるよ。僕は彼らが優れていると信じているからイタリア製ではなくイギリスの靴を買うんだ。それにも関わらずイギリス人はひどいファッションセンスだよね。フランス人を見てみなよ。彼らはスウェットパンツにパーカー、リーボックで歩き回ったりしないだろ。だから少し残念だね」
by nide_radio | 2012-03-25 10:37 | BLUR