● RollingStone
デーモン・アルバーン / ローリングストーン インタビュー (抜粋)
- 異なるプロジェクトについて
「すごく飽きっぽいんだよね。自分にとってブラーは間違いなく90年代、ゴリラズは2000年代、他にもここ10年はいろいろやったよね」
- 過去に書いた曲で特に予見するような曲はありますか?
「95年の"The Universal"かな "This is the next century,(これは来世紀のこと) where the universal's free ( みんなが同じ物を無料で手にしている) . . . satellites in every home"(どの家にも衛星放送がある)って歌ってるんだ」
- ブラーはイギリスで最も大きなバンドの1つだが、アメリカで最も知られている曲はブラーらしくない"Song 2"です
「 会場全体が爆発する保証はあるけど、残念ながら2分間だけなんだよね」
- いくつかの点でゴリラズはブラーよりもアメリカで大きなバンドです
「はるかに大きいよ。 "Clint Eastwood"や"Feel Good Inc"をブラーでやりたいけど、彼らは一緒にやってくれないんだよ(笑いながら)。でもソロレコードを作り終えたんだ。ツアーもやるつもりなんだけど、そこではこれまでのバンドの曲もやってみようと思うんだ」
- 今夜、一緒になるザ・ストーン・ローゼズとは友人?
「友達ではないけど彼らのことは知ってるよ。イギリス人は常につるみたがるんだ。90年代の憎悪なんてもはやないし、ノエルとは2週間前に一ポール・ウェラーをドラムに迎えて一緒に"Tender"をプレイしたんだ。全ては過去のことさ」
ソロアルバムはXLのリチャード・ラッセルを迎えて制作された。デーモン曰く、アルバムは"フォーク・ソウル"なものだという。リリースやツアーの時期については語られていないが、以前のサウスチャイナ・モーニング・ポストのインタビューの中でソロ活動は来年と語っている
- 以下、RO69から
(via)
デーモン・アルバーンはXLレコーディングスの社長リチャード・ラッセルと新作制作に乗り出していることを明らかにしている
デーモンとリチャードは、昨年リリースされたボビー・ウーマックの『ザ・ブレイベスト・マン・イン・ザ・ユニバース』にも二人で関わっていたが、デーモンは二人が自身のソロ・プロジェクトでもコラボレーションを続けていたことを『ローリング・ストーン』誌に語っている。
「リチャード・ラッセルと制作を続けてるんだ。僕たちはボビー・ウーマックの新作で一緒にやる機会があって、僕としてはそれをすごく楽しんだんだよ。リチャードはレーベル経営に関しては素晴らしい業績を残しているけど、今はプロデュース業にエネルギーを注ぎたいみたいなんだね。ソロ・レコードっていうのは、やりようによっちゃもう惨憺たるものになりかねないから、ぼくとしては自分の名前のレコードを作ることがあったら、プロデュースは別の人に任せるべきだなって常々思ってきたんだよ。その分、肩の荷も下りるしね」
さらに二人のコラボレーションについてデーモンは
「リチャードはリズムを担当して、僕はそれ以外をすべてやるという感じなんだ。フォーク・ソウルのような感じなんだよ」と語っている。
デーモンとしてはソロ・ツアーも考えていて、その場合にはソロ作品のほかにブラーやゴリラズの楽曲も披露すると語っているが、ブラーとしての活動の可能性については次のように語っている。
「なんかすごい僻地で4人で膝を突き合わせたまんまになったりすることがたまにあるんだよ。だから、来週にでも新作を作るかもしれないし。そうなったら、嬉しいなと思うけど」